パテック フィリップに夢中

パテック フィリップ正規取扱店「カサブランカ奈良」のブランド紹介ブログ

5976G-001ノーチラスクロノグラフ 40周年記念限定-実機編

5月に腕時計最高額を塗り替えて落札されたパテックフィリップのオークション記事を紹介したが、早くもこのハンマープライスが11月12日ジュネーブのオークションで塗り替えられた。1943年製造ステンレスの永久カレンダークロノグラフRef.1518が12億円。
ひょっとしたらのこんなサプライズもパテックならではのオーナーのお楽しみ。今回紹介はそんな可能性を秘めた最新のお宝限定モデル。先日の速報記事でも予想はしていたがまさかこんなに早い入荷とは・・・
パテック フィリップの取り扱い期間が浅い当店にとってめったに発表されないお宝限定は実はハードルがとても高い。実績顧客に限るという販売条件でお客さんまで限定扱いとなる事が多いからだ。でも今回は大変ありがたい事に速やかにご注文を頂き先日入荷。
心待ちにされていたオーナー様にご来店いただき検品前に真空パッケージを開封いただいた。さらにご了解を得て納品前に実機撮影の機会を得た。あぁもう少し立派な鋏を用意しておくべきだった・・
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オーナー様、当店スタッフを含めての第一印象は"重い!"そして期待たがわずカッコよろしい。発注時に現物が見られない不安感を一掃する好印象で正直「ホッ」とした。
まずブルーの色が良い。PP社のHPでの印象はかなり明るめで若々しい印象があったが、落ち着いた深みのある色目。もちろんRef.5711/1A-010ブラック・ブルーほど渋く色気が漂うわけではなく上品な青色だ。
次に賛否両論あった文字盤センター上部の40thアニバーサリーの刻印(エンボス)。これもHPではやたら目立つイメージがあったが、凝視しない限り何となくの模様であって主張は全くしてこない。プレスリリースではカレンダーが少し大ぶりになるとあったが、それの違いはよく分からない。新たに18KWGで用意されたカレンダー窓枠は高級感があって特別なモデルにふさわしい。6時側の同軸クロノグラフ積算計ももちろんダイアルのサイズアップに合わせてリサイズされているが微妙なデザインマジックで間延びが無く落ち着いた仕上がりとなっている。18KWGに縁どられたダイアインデックスも良い意味で主張しすぎず日常での着用をためらわせるものではない。特にバゲットダイアからなる9個のバーインデックスは、既存モデルRef.5724Gのそれよりも長めでバランスが良く好印象である。
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サイズはさすがノーチラス史上最大ケース径44mmなので確かに大きい。ただ並べてみればの話で単独で見ていれば抑えの効いたパテックらしいデカ厚かと・・
横に並べるとトラベルタイムクロノRef.5990/1Aケース径40.5、厚さ12.53mm)が小さく見えてくるのはご愛嬌か。5976の厚さ12.16mmは5990より僅かに薄いのだが、ケース径では3.5mm大きいのでむしろバランスが良く着用感は上回るかもしれない。面白いのは大きくなってもベゼル巾が従来モデルと同寸(約5mm)の為にこの特別なノーチラス号の窓枠は凄くスマートに見える。
しかし重量級だ。プラチナではないかと思うほどヘビーである。全駒状態でなんと312gもある。参考までにノーチラスの主要なブレスモデルを量ってみた。

7118/1A SSレディスノーチラス3針 106g
5711/1A SSメンズノーチラス3針 123g
5990/1A SSトラベルタイムクロノグラフ 162g
5711/1R RGメンズノーチラス3針 191g

残念ながら紹介モデルに最も近似のRef.5980/1Rは手元になく重量不明。尚パテックは各モデルの重量をプレスリリースやカタログ等で明らかにしていないが実は厳重に管理されており、製造工程最終段階では総重量が必ず計量され、ケースやパーツ等に誤素材の混入が無いかチェックしている。さて未入荷の3針プラチナ限定モデルはどのくらい重いのだろうか。素材の比重からすればPTがWGクロノより重そうだが、ケース厚で3.86mm薄いしブレス厚もかなり違うので結構良い勝負?するかも・・
厚み比較画像:左5976WG、右5711SSう~んやっぱり重いのはプラチナか
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1976年オリジナルノーチラス発売時に採用されたコルク製の特別ボックスが忠実に復刻されている。ビックリしたのは現行モデルの通常コレクションボックスよりかなり小ぶり(巾15cm奥行15cm高さ8.2cm)かつ軽量でずいぶんカジュアルな印象。但しヒンジで連結された上下部とも厚さ4.1cm以上のコルク無垢材から削り出された贅沢仕様だ。
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特に通しの限定シリアルは付けられておらず通常通りムーブメントNo.とケースNo.で管理されている。ただ1300本限定の1本である事を保証する限定証明書が発行添付されている。画像では解りにくいがRef.NoやCal.Noなど主要部分はダイアルカラーに通じるメタリックブルー箔押しの難い演出がされている。
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今回ご発注を頂いた顧客様より1976年と2016年が御家族(お二人)それぞれのアニバーサリーイヤーである事を伺った。感慨深いストーリーに浸りながら撮影をさせていただいた。

Nautilus Chronograph Ref.5976/1G-001 40th Anniversary Limited Edition
世界限定1300本

ケース径:44mm(10時ー4時方向)※リューズを含む3時ー9時方向で49.25mm
ケース厚:12.16mm 
防水:12気圧
ケースバリエーション:WG 
文字盤:サンバースト加工にブルーPVD加工 バゲット及びプリンセスダイア付ゴールド植字インデックス
価格:税別 10,510,000円(税込11,350,800円) 2016年11月1日時点

キャリバーは2006年にノーチラス発売30周年を記念して発表されたシリーズ初のクロノグラフモデルRef.5980/1Aに初搭載されたCal.28-520Cを積んでいる。同キャリバーはパテック社初の完全自社開発製造の自動巻きクロノグラフキャリバーで垂直クラッチを採用し、フライバック機能を備えた前衛的なムーブメントである。主時計の秒針は敢えて備えずに駆動時に殆ど主ゼンマイのトルクをロスしないパテックご自慢の垂直クラッチ方式によりクロノ秒針が主秒針として転用可能である。
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Caliber CH 28-520 C フルローター自動巻フライバッククロノグラフムーブメント コラムホイール、垂直クラッチ採用
直径:30mm 厚み:6.63mm(ベースキャリバー5.2mm、カレンダーモジュール1.43mm)
部品点数:327個 石数:35個 
パワーリザーブ:最低45時間-最長55時間(クロノグラフ作動時とも)
テンプ:ジャイロマックス 髭ゼンマイ:Spiromax®(Silinvar®製)
振動数:28,800振動
ローター:21金ローター反時計廻り片方向巻上(裏蓋側より)
又スピロマックス等のパテック フィリップの革新的素材についてはコチラから

PATEK PHILIPPE 公式ページ 

文責:乾

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