パテック フィリップに夢中

パテック フィリップ正規取扱店「カサブランカ奈良」のブランド紹介ブログ

廃盤/生産終了モデル 一覧

例年の事である。今年は6日に生産中止予定モデルの追加・変更の通達が来たらしい。"らしい"とはまたええ加減な表現だが、2月は例年恒例の毎週東京詣でなので今朝見た。スタッフの教育できとりまへん。要は社長が甘くてボンクラ。大小問わず、こういう一見些細なことがいずれ致命傷となり企業はご臨終となる。しっかりせんかい!(千回)と自分自身に"活!"を入れる乾です。
変更は、ポケットウオッチRef.972/1J-001の生産中止追加。中止予定だったスプリットセコンドクロノRef.5950R-001の生産継続にての復活。以上2点で大勢に影響はない。何故か懐中時計の画像は既に公式HPには無い。2017ゼネラルカタログには掲載されている。HPに今時点で生産中止発表され未掲載のモデルはこの一点だけ、何ゆえか?実は心当たりがある。でも、チョッと書けないんだナぁ。(以上2/8加筆)

昨日、数時間を掛けてふうふう言いながら書き込みまくった記事が何故か今朝消えていた。
そして実に億劫な書き直しをする前に雑事にかまけている最中に価格改定の続報が来て、そっちが優先となった。アップしたらインスタにも反映し、FBにもついでにとやってるうちに、来客もあってこんな時間になってしまった。ところが書き直し作業を始める段になって昨年の2017生産中止記事をコピーの上で修正作業していた事に気づき・・・ひょっとして、やはり昨年の記事の直上に昨年日付のまま保存されていた。横着は自滅の元になる。いわゆる自業自得(この言葉はおかしい、自分が得して無い)・・自業地獄の方が今の気分。
閑話休題、ともかく助かった。正月二月堂のみくじは"末吉"、氏神様の漢国神社(かんごうじんじゃ)で掟破りの再挑戦も"小吉"。凶が出なかったのでお見捨てだけは免れたようだ。以下、書き直しせずに原文ママアップしますので文脈少し相前後等をご容赦願います。

昨日、異常人気モデルのノーチラスの特別価格改定をお知らせしたばかりの本日、ようやく熱っぽさも取れ始め風邪退治モードに入っていたらまたも熱のぶり返しそうな入荷と通達がパテックフィリップから同時にやって来た!
書きかけの記事やらお触りしかけたイケメン画像なども中途半端にあって、なんせ最近納品した実機撮影をご承諾頂いたモデルなだけに気が急いて・・・

本日入荷品は昨年白文字盤が生産中止になってブラックダイアルとして新たにリリースされた年次カレンダーフライバッククロノグラフRef.5960/1A-010。で、ですよ。やってきた通達が2018生産中止(通称RUNOUT)モデルのご案内で、この着荷ホヤホヤも入っており非常に複雑な心境にならざるを得ない訳です。たった1年でのディスコン決定した新規在庫品の販売に吉と出るか凶と出るか・・・

前年に引き続き、本日は取り合えず画像又は過去記事リンク付きリストのみ。明日以降に徐々に肉付けするかも・・

※当然現在製造仕掛かりの物もあるだろうし、2018年度(2月~2019年1月)中に生産が中止になるリストなので、たちまち全てが一切手配不可という事もないのは昨年同様。時々アレッ!というディスコンモデルの入荷案内というサプライズ仕入というのもパテックにはあるので、皆様のご希望品は精一杯探したい。簡単ではないけれど、あきらめませんの精神で・・・
と書き込んでいる間にいきなり5200-010の入荷案内が飛び込んできて、全く油断も隙も無い。もちろんお宝は即仕入!

斜体太字のRefは今日現在で当店在庫あり。
メンズ

ミニットリピーター
5207/700P-001 5208P-001
スプリットセコンドクロノグラフ
5950R-001 5959R-001
※上記4モデル全て時価(Price on riquest)この辺りのモデルを過去記事リンクできない悲しさをバネにひたすら書き続けるとするか。
永久カレンダー
5139G-010, 5140P-017, 5270R-001, 5940G-010
年次カレンダー
5960/1A-010, 5205G-001, 5205G-010,
クロノグラフ
5170R-001, 5170R-010,
ワールドタイム
5131R-011,
カラトラバ
5116R-001,
ゴンドーロ
5200G-001, 5200G-010,
ゴールデンイリプス
3738/100G-012, 3738/100J-012, 3738/100R-001,

ミニットリピーターに関しては昨年に11Ref.ゴッソリディスコン(生産中止)が今年はわずかに2モデル。しかしこの2モデルは只のグラコンならず究極雲上スーパーグランドコンプリケーションである。もちろんそのまま空席はあり得ない予想をしている。
スプリットは自社クロノキャリバー初出のCH27-525搭載モデル全般にありがちな短期生産中止の流れに乗るもので流通個体を抑える事で将来の希少価値(資産価値とは書きません。いや、書けません!)を狙っているのだろう。
永久カレンダーは個人的に悲しい結果に、好みのワンツーモデル(5139G,5140P)が揃って鬼籍に入ってしまった。さらにクロノを搭載したダブルコンプリの5270Rは昨年のバーゼルワールドでのスイスパテック社のガラディナーパーティーの際、ティエリー・スターン社長自らがご着用されていたモデル。何ぞ狙いが或るのやら無いのやら・・
普通?に販売できないクロワゾネワールドタイム5131Rは、例年なら今年度もダイアルデザイン違いのクロワゾネ仕様で枝番替わりの2018バージョンが出そうなもの。しかしながら昨年プラチナブレス仕様が登場したのでこれは何とも予測付き難し。
カラトラバ5116Rは正直5119Rとの違いが我々プロでも並べぬ限り見分けが付かない。ただ個人的にはこの100人に一人しかわからん様な"実はね"モデルが大好きだ。様は只の時計フェチです。
ゴンドーロの人気モデル8デイズ両落ちには少しビックリ。専用ムーブだけに今後の動向が予測不能ながら何か出てきて欲しい!
イリプスの18金3素材全落ちは予想通りで発売50周年を記念して私見ながら継続となったプラチナ5738P-001と同サイズ34.5×39.5mmで3素材出揃うのではなかろうか。時代はサイズアップトレンドながらも近年はサイズダウンへの見直しもある。でも現行の18金イリプスはあまりにも小さ過ぎた。実を言うと"小ぶりフェチ"でもある自分自身の愛機は最近ブログアップもしたYGのイリプス。まず洋装の時には巻かないが大島紬との相性の良さは抜群だ。
閑話休題、イリプスに関してこのサイズリプレースのみで終わるのか否や?アチラの世界はクォーター(25年)が重視される。となれば50年はもう少しサプライズがあるかもしれない。しかしノーチラスとはベーシックに人気度合いが違うので意外に現実的かも?のティエリー社長はどこまでやるのかやらないのか・・・


レディス
ミニットリピーター
7000R-001(時価Price on riquest)
年次カレンダー
4948G-001
カラトラバ
4895G-001, 4895R-001, 7200/1R-001
ゴンドーロ
4973G-001
昨年同様に豪華なジェムセッティング3型に加えてレディス唯一のグラコンミニットとお別れする事になった。

メンズ、レディスとも今年は少なめの生産中止。メンズスーパーグランドコンプリとレディスの高額ラインについては見直しなのかお見送りなのか。昨年までの世界的腕時計不景気は多少解消しつつあり、特に超の付く高額腕時計は絶好調(日本だけ?)と言われる状況の中なので正直真意は読めません。今年はこの辺りぐらいしかバーゼル詣(3/22-27)の目的が無くなった。確か1300社程度あった出展社が今年は700とも900とも言われているし、会期も2日ほど減るBASELWORLD。ROLEX&OMEGAとバイバイし、毎年ワクワクだったブライトリングも来年からは1月のジュネーブSIHHに移行する。かといって航空券は最低現地滞在5日未満は急に高額になるのでとんぼ返りも出来ない。と言う事はスタッフ不足に早く何とか目途付けて来年のバーゼルはパテック+気が向いたトコだけ挨拶廻りを一日で済ませて、市場調査と称してイギリスのアイラ・ロー&ハイランド等々のディスティラリー巡りでも計画するしかバーゼルに行く理由がなくなりそうだ。とてもこのシーズンにマッターホルン再登を狙える実力は無いし・・

ちなみに今年は年々口煩さがエスカレートしている姐を同行せず、一人気楽な道中の予定。

文責:乾

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気付けば2月以来商品紹介が出来ていない。この時期はバーゼルワールドを始めとして生産中止情報や2017新作ダイジェストなど話題はそこそこにある。反面、例年2月から夏場にかけては本年の新作入荷がまずないので商品情報はどうしても少な目である。しばらくは緩やかな更新でご容赦下さい。
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パテック フィリップの七不思議に生産終了品のヒョッコリ入荷というものがある。最終生産ロット品がゆっくり出荷されたのか。最近何かの理由で再生産されたのか。パテックからの明確な答えは無い。今回は今年生産中止発表されたクロノメトロゴンドーロの多分最終生産ロットだと思われるローズゴールドモデルRef.5098Rのご紹介。
1920年代頃にブラジルの高級時計宝飾品店のゴンドーロ・ラブリオ社の求めに応じて納入されていたのはイエローゴールド製。(下画像:良く紹介されている1925年製イエローゴールドモデル)
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色目的にはローズは大変近い。ただ文字盤上に特徴的な楕円形のインデックス表示部分とPATEK PHILLIPE GENEVEやCHRONOMETRO GONDOLO、SWISS MADEの文字表記部分については金色(PP社表現はハニーブラウン)の平滑面になっていてギョーシェ装飾が施されたシルバーカラー部とくっきりとしたツートンカラー仕様になっている。2007年にローズに先駆けて復刻発表されたプラチナモデルRef.5098Pも1920年代のオリジナル同様に全体がシルバーで統一されていた。ツートン仕様は2009年発表の現代復刻モデルのローズバージョンでの新規採用となる。これは好みの別れるところで個人的には甲乙付け難い。
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何といってもこのモデルの魅力の第一は18金素材の文字盤にビッシリと施された手作業によるギョーシェ(波状の微細な彫装飾)だ。調べればこれまた18世紀の天才時計師アブラアン・ルイ・ブレゲ考案らしい。手作業とは言ってもギョーシェ専用のマシンに文字盤をセットして人の手で操作しながら複雑なパターンを掘り出すスタイル。バイトと呼ばれる鏨(のみ)を使ってムーブメント構成パーツである地板や受けにフリーハンドで施されるエングレーブ(彫金)とは異なる。またモノトーンのプラチナモデルと異なり装飾後の色付け工程も一手間増えていそうだ。
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誠に優美かつ正当なトノーシェイプのケース形状も魅力的だ。全体が曲線で構成されており色気漂う女性のグラマラスな姿態を想像させられる。表裏両面のサファイアクリスタルもケース同様緩やかにカーブしている。普通此処まで曲面だと鏡代わりに顔をうつすと歪んだりするのだが、パテックレベルになると冷間鍛造とポリッシュの技術が凄い為一切ゆがまない。ラグは紳士用腕時計黎明期に採用された貫通ピンをねじ止めしたオフィサー(将校)タイプ。画像は無いがもちろんピンタイプのバックルもオフィサー仕様となっている。
2月に紹介したRef.5205R-010を現代セクシー系とするとRef.5098Rはクラシカルな色香が漂うどこかアンティークっぽいモデル。昨今あまりにもハイテク化が進む現代車の反動なのか、アナログなヴィンテージカ―の静かなブームが起きそうな気配がある。そんなクラシックな出で立ちにこそ着けてみたい魅力的タイムピースだ。

Ref.5098R-001

ケース径:32×42mm ケース厚:8.9mm ラグ×美錠幅:17×14mm 
防水:3気圧
ケースバリエーション:RGの他にPT いづれも製造中止
文字盤:ギヨーシェ装飾18金製 ツートーン
ストラップ:マット(艶無)ダークブラウンアリゲーター
価格:税別3,930,000円(税込 4,244,400円)2016年11月現在 


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1900年代のオリジナルクロノメトロゴンドーロのムーブメントは当時パテック社の主要エボーシュであったルクルト社製の丸型キャリバー12"'が搭載されていた。2007年のモデル復刻にあたってパテックはケース形状にふさわしい角型の専用新キャリバー25-21RECを開発した。同社にとって1934年に開発した名キャリバーCal.9"'-90(上)以来の73年ぶりの自社角形ムーブメントと言われており、明らかに意識したレイアウトが採用されている。往年の名キャリバーへの強烈なオマージュと言えそうだ。
尚、Ref.5098が全て生産中止になった今、同じくゴンドーロシリーズのレクタングラーシェイプのRef.5124のWGYGにのみこのキャリバーが搭載されている。
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Caliber 25-21 REC(手巻き)
サイズ:24.6×21.5mm 厚み:2.57mm
部品点数:142個 石数:18個 パワーリザーブ:最低44時間
テンプ:ジャイロマックス 髭ゼンマイ:Spiromax®(Silinvar®製) 振動数:28,800振動
尚、スピロマックス等のパテック フィリップの革新的素材についてはコチラから

文責:乾

2017年6月2日現在
5098R-001 店頭在庫有ります
(パテック フィリップ在庫管理担当 岡田)

明日ブログアップ予定の3月中旬のパテックイベントの仕込み中にPPJから来たサンプル貸出しリストを見て、かなりビックリ!衝撃的な生産中止モデルが追加されていた。
Ref.5960/1A-001、2014年に発表されたステンレスケース&ブレスレット年次カレンダーフライバッククロノグラフ。それまでのプラチナケースを全廃し、鳴り物入り(ミニットでは無いが・・)で投入されるや一気に人気希少モデルとなり、最近でこそ多少落ち着いてきたがステンゆえの価格のこなれが手の届く限りなくグラコンに近いコンプリケーションだった。パテック新参の当店でもパテック通の方が2本目や3本目パテックとしてさりげなくゲットされる人気アイテムだったのに・・
恐らく、今後の入荷はほぼ絶望的で可能性はご決定客注で申請してどうなるかレベルである。個人的には今年のRUNOUTS達の中で一番寂しいニュースである。
もう一点はレディスコンプリのワールドタイムで、昨年2016年の発表からたった一年で追加ディスコンとされたRef.7130R-010(リンクいつ切れるやら?)である。これは同じく2016年のメンズの第3世代ワールドタイムRef.5230発表時にシティディスクの都市名が一転二転したどさくさで、とばっちりを受けた格好でプチマイナーチェンジを受けたモデル。WGは先日公式発表リストにUPされていたので正に片手落ちだろう。ただ、現時点で一旦レディスのワールドタイムはラインナップ上から完全に姿をくらませる事になる。これはひょっとすると目前に迫った2017バーゼルワールド(3/23-3/30スイス)でフルモデルチェンジのレディスワールドタイムRef.7230??のWGとRGが出て来そうな気配ありありだ。楽しみっ!
以上、2月28日加筆


前年に引き続き今年の生産中止情報が本日届きましたので取り急ぎご紹介・・・本日は取り合えず画像リンク付きリストのみ。明日以降に徐々に肉付け?予定

斜体太字のRefは今日現在で当店在庫あり。
※当然現在製造仕掛かりの物もあるだろうし、2017年度(2月~2018年1月)中に生産が中止になるリストなので、たちまち全てが一切手配不可という事もないのは昨年同様。ご希望品は前回以上に精一杯探したい。やっぱり簡単ではないけれど・・・
※急ぎやっつけ仕事なのでケアレスミスの可能性も有りアリです。

メンズ
ミニットリピーター
5078P-001 5078P-010 5078R-001 5539G-001 5073R-001 5073P-001
5073P-010 5213G-010 5216R-001 5216P-001 5307P-001
スプリットセコンドクロノグラフ
5950R-010
セレスティアル
6104G-001
永久カレンダー
5140P-013 5270G-019 5270G-018
年次カレンダー
5396/1R-010 5396/1G-010
クロノグラフ
5170G-010
スケルトン
5180/1G-010
カラトラバ
5120J-001 5120G-001 6000G-012 6000R-001 5298P-012
ゴンドーロ
5098R-001
ノーチラス
5719/1G-001

2016年度に全19モデルで構成されていたパテックのミニット・リピーター王国の11Ref.ゴッソリディスコン(生産中止)にビックリ!2014年のブランド創立175周年の各種イベント以来このジャンルに力を入れてきた様に思える中での大量廃番は、2017BASELで新たなミニット旋風が巻き起こるのか?
2016新製品のスプリットセコンドクロノRef.5950R-010、クロノグラフRef.5170R-010は1年の短命、一体何本の個体数なのか?パテックお得意の超レア作戦。
永久カレンダークロノグラフRef.5270G2色廃番は新文字盤ではなくマイナーチェンジ新モデル登場を期待出来そうだ。
スケルトンは昨年のレディスに続きメンズも無くなりラインナップされなくなった。新らしい企画が進行中なのか、否か?
カラトラバベーシックモデルの小ぶりな自動巻きRef.5120JとGのディスコンはモデルそのものが生産中止。ニューフェースを考えるのが難しいシンプル顔なのでお蔵入りの可能性大。当店店頭の希少なWGの最終在庫品はいつ頃にどなたに嫁ぐことやら・・
同じくCal.240を積むRef.6000の2色もモデル廃番。チョッとアバンギャルドなこちらのお顔、何となくもうお目にかかれない気が・・
大好きなクロノメトロ ゴンドーロがついに完全鬼籍、さみしい限りで今年度の入荷を心待ちにしていたのに・・でも、ひょっとして・・

レディス
ワールドタイム
7130G-013(リンクページ危うし!)
クロノグラフ
7071G-001 7071G-011 7071G-010 7071R-001 7071R-010
アクアノートルーチェ
5069G-001 5069G-011 5069R-001 5072G-001
2010年にブランド初の完全自社設計開発製造されたCal.29-535を積んでメンズに先駆けて発表されたレディス ファースト クロノグラフRef.7071が品番完全廃番になった。7年間の貴重なお勤めご苦労様でした。

メンズのセレスティアル、カラトラバ、レディスのアクアノート等のゴテゴテのダイア仕様ゴージャスラインに大ナタが振るわれたのは、昨今の世界的不景気の影響と思われる。
昨年の大量60Ref.に対して今年は32Ref.のディスコン。ほぼ半減の例年並みとなった。改めて2017BASEL発表モデルを考察するにミニット・リピーターの新機軸は必ずありそうだが、世界の景気状況からして例年よりも今年は静かなのかもしれない。健闘組のパテックですらこうなのだから、他ブランドは押して知るべしという気がしている。まあ久々に口うるさい姐と珍道中予定の今年スイスはゆっくり、じっくり少数の逸品を拝みに行く事になりそうだ。さてさて・・

文責:乾

前回の続編クロノグラフ実機編を書いている最中にニュースが届いたので割り込みで取り急ぎご紹介・・・徐々に肉付け?予定
斜体太字のRefは今日現在で当店在庫あり。
※当然現在製造仕掛かりの物もあるだろうし、2016年度(2月~2017年1月)中に生産が中止になるリストなので、たちまち全てが一切手配不可という事もないらしい。ご希望品は精一杯探したい。もちろん簡単ではないけれど・・・

メンズ
ミニットリピーター
5074R-001,012 5074P-001 5217P-001 6002G-001 5207R-001 5207P-001
スプリットセコンドクロノグラフ
5959P-001,011 5950/1A-012,013 5951/500P-001
永久カレンダー
5140G-001 5140J-001 5140R-011 5940G-001 5940J-001 5496P-014 5160R-001
ワールドタイム
5130R-018 5130J-001 5130G-019 5130P-020 5130/1R-011 5130/1G-011
クロノグラフ
5170G-001
カラトラバ
5153G-001 5123R-001

今年は例年になく廃番が大量だが、中でもいわゆる超絶系が目立つ。特にスプリットセコンドクロノは、直前のエントリーでも紹介した2005年に初めて完全自社開発・製造された世界最薄コラムホイール割剣クロノキャリバーCHR27-525系搭載全モデルがごっそりディスコンとなった。
後年開発の手巻キャリバーをスプリットへ拡張化させたCHR29-535系があるのだが、直径が29.5mm(Ref.5370)と27-525系27.3mm(Ref.5959)より2.2mm大きい。ひょっとしたら時代の要請として少し大ぶりなクラシカルデザインのスプリットクロノがラインナップされるのであろうか。
つい先日撮影したばかりで、近日アップ予定の手巻クロノの5170G-001(シルバーリィホワイトアラビック)の廃番もさみしい限り。
慢性品不足のワールドタイムが超希少なクロワゾネRef.5131を除いてバッサリ製造中止もちょっとビックリだ。スタッフの中には175周年記念限定ワールドタイム同様にムーンフェイズが付加された新型を予想する者もいて、想像は膨らむばかりだ。

レディス
スプリットセコンドクロノグラフ
7059R-001
年次カレンダー
4936G-001 4936J-001 4936R-001 4937R-001 4937G-001
スケルトン
7180/1G-001
ダイアモンドリボン
4968G-001
トラベルタイム
7134G-001
カラトラバ
7119J-010 7119G-010 7120R-001 7120G-001
ノーチラス
7010G-011, 012 7010/1G-011,012
アクアノートルーチェ
5067A-011
トエンティフォー(Twenty~4)
4908/11R-010 , 011 4908/101G-001 4908/101R-001 4908/200G-001 , 011 4909/50R-001 4909/50G-001 4910R-001 4910G-001 4910/52G-001 4911G-001 4920G-001 , 010


レディスの年次カレンダーは予想通り。ただカラトラバは予想外でRef.7119はパテック フィリップ唯一のペアモデルだったのに・・ノーチラスで最も人気があったRef.7010Gも心残りだ。
Twenty~4は22Ref.の内、半数以上の14Ref.がドロップ。売れ筋ステンレス4色文字盤とローズゴールド18Kのブレスとサテンストラップそれぞれ各2色文字盤のみへと大ナタが振るわれ、超の付くゴージャスラインが大掃除された。次なる一手に興味津々だ。

いつものことながらパテックの廃番はサプライズありすぎ!しかしこれだけ(60ref.)いさぎ良ければ、逆にニューコレクションの大豊作が期待できる。こうなればテロリストと一戦交えても俄然バーゼルへ行く気満々になってきた。まるでカンフル剤のような今回のリスト。いやいや3月が待ち遠しい。

文責:乾

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2007年にこの時計が発表された時の感動は忘れられない。バーゼルに同行していたK君とパテックブース1階外周にある展示回廊に飾られていた1920年代のYGオリジナルモデルを何度も何度も見に行き、新旧いづれも譲らぬギョーシェの美しさに魅了された。
この時パテックがまずプラチナケースで復刻させた事が印象深かった。個人的にはイエローがイメージで初見のプラチナは若干の違和感があったが、数年間は店頭に並ばぬ人気モデルとなった。その後ローズゴールドが追加され、2015年の今年プラチナは製造中止となったことで希少お宝コレクションの仲間入りをした。
良く紹介されるオリジナルモデルは1925年製のYGケースにシルバーカラーのギョーシェ細工がなされた文字盤に青焼きのスペード針のモデル。
block_10.gifところが手元のバイブル化しているPATEK PHILIPPE GENEVE Wristwatches(M.Huber & A.Banbery)になぜかズバリの掲載が無い。1920年の物が酷似するが針が金色のアルファシェイプとなっている。ムーブはルクルト製で丸型のCalber12となっている。復刻クロノメトロゴンドーロ5098用に開発された新キャリバー25-21RECのお手本とおぼしきレクタングラーシェイプのCaliber9-90(パテック自社製)が登場するのはゴンドーロ・ラブリオ社への納入終了(1927年)後の1934年である。忠実に復刻された文字盤と異なり搭載エンジンは裏スケルトンの見栄えを意図して別腹を参考にしたようだ。
5124Gの項にも書いたがパテックの現コレクション中で、モデル名が文字盤に書き込まれた唯一の時計がクロノメトロ・ゴンドーロ。たぶん当時のパテック社にとってゴンドーロ・ラブリオ社(ブラジル)が超優良顧客であったのだろう。ただ1900年代前半はロレックス等もダブルネームウオッチは結構製造していたので、今よりずっと小売店主導の(古き良き)時代だったのかも・・・複雑な心境・・・

詳細を見てゆこう。ケース形状は3次元の見事なトノーシェイプ(樽型)である。サファイアガラスが相当な削り込みによって大胆にラウンドしている。文字盤も12時・6時の両方が緩やかに反っている。インデックス内側のギョーシェ部分はほぼ平面のようで、さすがに針までは曲げられていない。
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裏蓋全体も緩やかにカーブしていて腕への座りは抜群だ。こちらのサファイアも丁寧に削って微妙なコンケーブ(内反り)に仕上げられている。ガラス右側に見えている観覧席のような銀色の重なりは、原因不明の虚像?でたぶんサファイアガラスの屈折かカメラの光学的要因の産物かと・・・(肉眼では見えない)
ストラップはいわゆるオフィサータイプに見られるラグ貫通の両ビス留め方式(店頭でのストラップ交換はご勘弁願いたいナァ)になるのでプラチナ製のノーマル型のバックルも両ビスタイプとなっている。
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復刻に当たって専用にムーブ開発されたのにケースとの大きさと形の親和性が今一つと以前にも書いたが、オリジナルに搭載されていたルクルト製ムーブが丸型だった事からすれば良く熟考された上での設計なのだろう。不思議なもので今回じっくりと見ていると、これはコレでアリかと・・・
それよりも4本のビスで留められた裏蓋の内側に興味は深々。専用ケースに専用エンジンなので改めてスペーサーを用意しているのかどうか?仮にそうだとすれば、異素材を使ってのコストダウン狙いしかない。しかし手に伝わってくる存在感からは恐らくプラチナの無垢の塊からムーブメント収納部分のみ切削されている様な気がする。疑問と宿題は増えるばかりである。でも人と同じでどこかにミステリアスな部分があってこそ興味は尽きないのだ。
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Ref.5098P-001
ケース径:32×42mm ケース厚:8.9mm ラグ×美錠幅:17×14mm 
防水:3気圧
ケースバリエーション:PT(製造中止)の他にRG 
文字盤:ギヨーシェ装飾18金製
ストラップ:マット(艶無)ブラックアリゲーター
価格:税別 5,530,000円(税込 5,972,400円)2015年7月現在
   税別 5,370,000円(税込 5,799,600円)2016年11月改定  

Caliber 25-21 REC(手巻き) ※コチラも参考ください。
サイズ:24.6×21.5mm 厚み:2.57mm
部品点数:142個 石数:18個 パワーリザーブ:最低44時間
テンプ:ジャイロマックス 髭ゼンマイ:Spiromax®(Silinvar®製) 振動数:28,800振動
尚、スピロマックス等のパテック フィリップの革新的素材についてはコチラから

PATEK PHILIPPE 公式ページ

文責:乾

2017年9月12日現在
5098P-001 完売いたしました
5098R-001 デッドストック店頭在庫あります

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カサブランカ奈良

〒630-8013 奈良市三条大路1-1-90-101
営業時間 / AM11:00~PM8:00
定休日 / 水曜日 TEL / 0742-32-5555
ホームページ / http://www.tokeinara.com/

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