ブライトリング日記

ブライトリング正規取扱店「カサブランカ奈良」のブランド紹介ブログ

2019年8月の記事一覧

こんにちは、藤本です。先日、シチズンの時計ブランド「CAMPANOLAカンパノラ)」のセミナーに参加させていただきました。「ブライトリング日記」という本ブログですが、今回はブライトリングではなくカンパノラについてお話します。

まず、カンパノラというブランドについてご説明します。

シチズンを代表するウォッチブランド「CAMPANOLA(カンパノラ)」は、2000年に誕生しました。カンパノラという名前は、紀元5世紀に史上初めて人々に時を知らせた教会の鐘に由来します。教会は「ノラ」というイタリア・カンパニア地方ナポリ東北東の小さな街にあり、その鐘は「カンパノラベル」と呼ばれていました。時と人との関わり方にロマンを感じて欲しいという願いを込めて、時と人が初めて関わりあったこの鐘の名から名づけられました。

このブランドのもとで、シチズンは持てる技術を結集してクオーツによるコンプリケーション(複雑機構)を搭載したモデルを数多く発表し、その中でもフラッグシップとなっているのがミニッツリピーターを搭載したモデルです。

ミニッツリピーターとは、時計に内蔵されたチャイムを叩くことで時刻を音で知らせる機構です。これが誕生した17世紀は、まだ照明器具が未発達のため夜は暗く、時計を見ても時間を読み取ることは困難でした。そこでレバーの操作で鐘を鳴らして時刻を知らせるミニッツリピーター機構が誕生しました。

このミニッツリピーターを世界で初めてクオーツ時計に搭載したのがシチズンです。

そして、ミニッツリピーターだけでなく、月の満ち欠けを表すムーンフェイズ、2100年2月28日まで月末の日付修正やうるう年の修正が不要なパーペチュアルカレンダー、クロノグラフなどの複雑機構を搭載したグランドコンプリケーションモデルが、今年8月8日にフルモデルチェンジして登場しました。

今回のセミナーでその実機に触れさせていただきました。腕時計を持ち上げてミニッツリピーターの音を聞くと小さく聞こえるのですが、腕に乗せて聞くと音質が変わります。装着した状態で一番きれいな音色になるようになっているようです。また、心地よく聞こえるよう音を1秒間隔で鳴らしています。機械式時計時計と違い、クオーツは実際にゴングが叩かれているわけではないからこそ音をコントロールできるのですね。

ミニッツリピーターの音色は公式ホームページで聞くことができますが、ぜひ腕に乗せてご自身の耳で聞いていただきたく思います。

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留紺(とまりこん)AH4080-10L

「留紺(とまりこん)」とは濃い紺色ほど高級と尊ばれ、藍染でこれ以上濃く染められない色ということから"留"の字を用いて「留紺」と呼ばれてきました。ブランドカラーであるカンパノラブルー(紺色)を漆塗りで仕上げています。

漆塗り
価格 : ¥430,000+税
精度 : ±20秒/月
ケースサイズ : 径43.0mm 厚さ16.5mm
ケース素材 : ステンレス
表面処理 : デュラテクトα
ガラス : デュアル球面サファイアガラス(無反射コーティング)
バンド : ワニ革 三ツ折れプッシュタイプ中留
原産国 : 日本

ミニッツリピーター機能 / ムーンフェイズ機能 / パーペチュアルカレンダー / クロノグラフ / 24時間表示機能 / 秒針停止機能 / 電池寿命 約2年 / 日常生活用防水 / シチズンオーナーズサイト登録対象商品:ご登録により3年間メーカー保証

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深緋(こきあけ)AH4080-10Z

深緋(こきあけ)」とは茜と紫で染めた日本古来の色。緋色という濃い赤に深みを加え、日本の伝統色を漆塗りで仕上げています。

漆塗り
価格 : ¥400,000+税
精度 : ±20秒/月
ケースサイズ : 径43.0mm 厚さ16.5mm
ケース素材 : ステンレス
表面処理 : デュラテクトα
ガラス : デュアル球面サファイアガラス(無反射コーティング)
バンド : ワニ革 三ツ折れプッシュタイプ中留
原産国 : 日本

ミニッツリピーター機能 / ムーンフェイズ機能 / パーペチュアルカレンダー / クロノグラフ / 24時間表示機能 / 秒針停止機能 / 電池寿命 約2年 / 日常生活用防水 / シチズンオーナーズサイト登録対象商品:ご登録により3年間メーカー保証

[2019年8月15日現在]店頭在庫ございます。

文責:藤本

モンブリラン 38

こんにちは、藤本です。玄関を出たとたん汗ばんでしまうような猛暑が続いていますね。向かいの市役所に生い茂る木々からクマゼミの声がにぎやかに響き渡り、涼しい店内にいても暑さを感じてしまいます。一方で風鈴の音を聞くと涼しく感じるのですから不思議なものです。

今回は「モンブリラン 38」をご紹介します。

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このモンブリランという時計、ナビタイマーに似たデザインだと思われた方もおられるのではないでしょうか。まずはその理由をご説明します。

モンブリランは公式HPで「1942年に発表された世界初の回転計算尺付き腕時計クロノグラフの気品あるデザインを復刻した名作」と紹介されています。

この「1942年に発表された世界初の回転計算尺付き腕時計クロノグラフ」とは1942年に誕生した初代クロノマットを指しています。

クロノマットというと、前回ご紹介した下の画像のような時計をイメージされると思います。

190729_1.jpegこれが現在のクロノマットですね。しかし、現在のクロノマットと初代クロノマットのデザインは全く違います。下の画像が初代クロノマットです。

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初代クロノマットは「回転計算尺を世界で初めて腕時計に搭載した時計」でした。回転計算尺と聞くとナビタイマーをイメージしますが、実はブライトリングが初めて回転計算尺付きの腕時計を発表したのは1942年に発表された初代クロノマットで、飛行計算が可能な航空計算尺付きの「ナビタイマー」が発表されたのは、それから10年後の1952年なのです。

初代クロノマットはナビタイマーの原型になったモデルであり、上の画像からもわかる通りナビタイマー寄りのデザインでした。しかし、現在のクロノマットは1984年に誕生したモデルを起源としています。これらは全く別のものと考えても差し支えないでしょう。

つまり、モンブリランはナビタイマーの起源となった初代クロノマットのデザインを復刻しているため、ナビタイマーに似ているのです。

モデルとしてのモンブリランは、1995年に発表されました。38mmと小ぶりなモンブリランは、クラシックなサイズ感を求める男性、ボーイズライクに着けたい女性にピッタリです。

また、文字盤デザインにもこだわりがあります。それは、文字盤中心に赤い「デシマルメーター」がある点です。デシマルメーターは、クロノグラフで秒針が1周する時間、つまり60秒を100分割して表示することにより、時間を10進数に置き換えて距離と速さの計算がしやすいようになっています。当時、管制塔やレーダーがなかったためパイロットはこれを利用して燃費や速度を計算しながら飛んでいました。

デシマルメーターは初代クロノマットにも採用されていましたので、そのオマージュといえます。

そして「モンブリラン」という名称ですが、これは1892~1979年にブライトリング本社があったスイスのラ・ショー・ド・フォンの「モンブリラン通り」に由来しています。クロノグラフの歴史を築いてきたブライトリングは、このモンブリランで多くの開発や製作を担ってきました。まさに「歴史の原点」といえる地名が使われています。

精緻な文字盤と優美なデザインに古き佳き時代の伝統が凝縮され、発表以来性別を問わず愛されているモンブリランですが、今年リニューアルしました。

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左が新型、右が旧型です。リニューアルにおける主な変更点は、

・針色が「ブルー」⇒「ゴールド」
・12時位置のロゴが「12」⇒「B」

他に大きく変わった点は、ブランドロゴですね。12時位置のブランド名のフォントが筆記体ではなくなりました。やわらかな筆記体のフォントがクラシカルなモンブリランに合っているように感じます。

旧型は廃盤になっていますが、現在、新型旧型ともに店頭でご覧いただけます。

モデル:モンブリラン 38
ムーブメント:ブライトリング41(自動巻)
ケース径:38mm
防水:3気圧
価格:740,000円(税別)

[2019年8月6日現在]新型旧型ともに店頭在庫ございます。

文責:藤本

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